[いまを生きる]


70点


1959年のアメリカ。まだ、若者が自分たちの主張を堂々と言えなかった時代である。舞台となる学校は 合衆国の東部にある名門大学進学予備校と呼ばれる、寄宿生の学校。そのような環境の中に、新任のキーティング先生がやってきた。型破りなスタイルで熱っぽく詩を講じる彼に、生徒たちは戸惑いながらも惹かれていく。そのうち生徒たちがキーティング先生が学生時代に作った秘密組織「死せる詩人たちの会」を復活させた。しかし、だんだんと自分と言うものを出せてきた生徒たちに信じられない事件がこきてしまう。この物語は、管理体制におかれた少年たちが初めて自意識を持ち、自分の考えを自分の言葉で表現することの成長過程をあらわしている。観ていると彼らの自由への応援をしたくなるし、自分のあり方さが感じられる作品でした。
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